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04 夕顔15章
南殿の鬼のなにがし 夕顔07章15
原文 読み 意味 南殿の鬼の なにがしの大臣脅やかしけるたとひを思し出でて 心強く さりとも いたづらになり果てたまはじ 夜の声はおどろおどろし あなかま と諌めたまひて いとあわたたしきに あきれたる心地したまふ 04091/難易度:☆☆☆ なで... -
04 夕顔15章
この男を召してここ 夕顔07章16
原文 読み 意味 この男を召して ここに いとあやしう 物に襲はれたる人のなやましげなるを ただ今 惟光朝臣の宿る所にまかりて 急ぎ参るべきよし言へ と仰せよ なにがし阿闍梨 そこにものするほどならば ここに来べきよし 忍びて言へ かの尼... -
04 夕顔15章
夜中も過ぎにけむか 夕顔07章17
原文 読み 意味 夜中も過ぎにけむかし 風のやや荒々しう吹きたるは まして 松の響き 木深く聞こえて 気色ある鳥のから声に鳴きたるも 梟 はこれにやとおぼゆ うち思ひめぐらすに こなたかなた けどほく疎ましきに 人声はせず などて かくは... -
04 夕顔15章
右近は物もおぼえず 夕顔07章18
原文 読み 意味 右近は 物もおぼえず 君につと添ひたてまつりて わななき死ぬべし また これも いかならむ と 心そらにて捉へたまへり 我一人さかしき人にて 思しやる方ぞなきや 04094/難易度:☆☆☆ うこん/は もの/も/おぼエ/ず きみ/に/つ... -
04 夕顔15章
火はほのかにまたた 夕顔07章19
原文 読み 意味 火はほのかにまたたきて 母屋の際に立てたる屏風の上 ここかしこの隈々しくおぼえたまふに 物の足音 ひしひしと踏み鳴らしつつ 後ろより寄り来る心地す 04095/難易度:☆☆☆ ひ/は/ほのか/に/またたき/て もや/の/きは/に/たて/たる...