いろはいづれとわかねども 色はいづれと分かねども 02-110
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女が今の状況を、泣き濡れる、はかないなど「露」のイメージに象徴化したのを受けて、露によって花の色が美しさを増すという「露」の ...
にはのもみぢこそふみわけたるあともなけれ 庭の紅葉こそ踏み分けたる跡もなけれ にわのもみじこそふみわけたるあともなけれ 02-105
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女が人待ちをしていて、通ってくる男がいないのをからかうと解釈されている。しかし、この解釈では「こそ……已然形」にした意味がな ...
わくべき 分くべき わくべし 分くべし 02-029
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他動詞で、分ける。「分かるべき/02-026」は自動詞。
その品々やいかに いづれを三つの品に置きてか分
おほむつかひのよもぎふのつゆわけいりたまふ おんつかいのよもぎうのつゆわけいりたまう 御使の蓬生の露分け入りたまふ 御使の蓬生の露分け入り給ふ 01-056
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「蓬生の露分け入り」は蓬生のような鄙びた場所に、露に濡れながら分け入るという意味を歌語のように圧縮して述べた表現。このあたり ...