2021-01-1601 桐壺01章~10章,,なり(断)

いづれの御時にか 原文・読み・意味/桐壺第1章01

いづれの御時にか 女御更衣あまたさぶらひたまひけるなかに いとやむごとなき際にはあらぬが すぐれて時めきたまふ ありけり

いづれ/の/おほむ-とき/に/か にようご/かうい/あまた/さぶらひ/たまひ/ける/なか/に いと/やむごとなき/きは/に/は/あら/ぬ/が すぐれて/ときめき/たまふ あり/けり

いづれの御代とも申しかねますが、女御更衣があまた宮仕えなさっているなかに、取り立てて高貴ではないお方が、今を時めき帝の寵愛をひと際お集めになっておられました。

いづれの御時にか 大構造(に…ありけり/三次)& 係り受け

/いづれの御時にか/ 〈女御更衣〉あまたさぶらひたまひけるなか いとやむごとなき際にはあらぬ〈[更衣]〉が すぐれて時めきたまふ ありけり

主〉述:一朱二緑三青四橙五紫六水 [ ]: 補 /: 挿入 :分岐

「いづれの御時にか」:挿入(「にか」の後ろの省略語を考えることになる)


「いとやむごとなき際にはあらぬがすぐれて時めきたまふ」(AがB連体形):「が」は主格。ただし通例「が」は同格とする(「同格ってなんだ/01-002」参照)


「すぐれて時めきたまふ」「ありけり」:主語・述語

2021-01-1500 index

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本文について

現代人は、文章を読んだり書いたりする際に、一文内で主述関係を完結し、修飾語と被修飾語を離さないよう訓練を受ける。一方、本来、古文には句読点がない。一文内で文を終わらせるという意識が希薄なのだろう、終止形は発達 ...

2021-01-1601 桐壺01章~10章

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入内当初より我こそ正妻だと気負っておいでの女御方は、目障りでならぬと、おとしめそねみになる。

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同じ位やそれより下位の更衣たちは、まして気が休まらない。

2021-01-1601 桐壺01章~10章,分配型,,なり(断),,べし

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2021-01-1601 桐壺01章~10章,分配型,,なり(断),,べし

朝夕の宮仕えにつけても、女房たちの心を掻き乱し、恨みをこうむることが度重なったせいだろうか、具合はひどくなるばかりで、後見のない心細さに打ちひしがれながら里へ帰りがちになる姿に、帝はますます癒しようもなく愛しさをつのらせ、周囲がもらす ...