2021-06-04

ロゴ

女のもとに通うのをやめる、間があく。

うち払ふ袖も露けき常夏に あらし吹きそふ秋も来にけり とはかなげに

2021-06-04

ロゴ

「あはれはかけよ撫子の露」と詠んできた女の歌意を脇に置いて後回しにする。

大和撫子をばさしおきて まづ塵

2021-06-04

ロゴ

距離をおく、用心する。

なにがしがいやしき諌めにて 好きたわめらむ女に心おかせたまへ

わたし

2021-05-15

ロゴ

心の中で思い定める。存続をあらわす「たり」と接続しているので、「思しおきつ」は動作でなく状態を表す。よって、以前から心に決し ...

2021-05-15

ロゴ

光の君をこの世に残して死出の旅に旅立つこと。従って、この一文の動作主は母君。「つひに亡せたまひぬれば/01-109」は祖母が ...