★★☆:文の構造を捉え直す– tag –
-
02 帚木16章
障子をひきたてて暁/帚木13-03
原文 読み 意味 障子をひきたてて 暁に御迎へにものせよとのたまへば 女は この人の思ふらむことさへ死ぬばかりわりなきに 流るるまで汗になりて いと悩ましげなる いとほしけれど 例の いづこより取う出たまふ言の葉にかあらむ あはれ知らるば... -
02 帚木16章
歌詠むと思へる人の/帚木11-02
原文 読み 意味 歌詠むと思へる人の やがて歌にまつはれ をかしき古言をも初めより取り込みつつ すさまじき折々 詠みかけたるこそ ものしきことなれ 返しせねば情けなし えせざらむ人ははしたなからむ さるべき節会など 五月の節に急ぎ参る朝 ... -
02 帚木16章
さてその文の言葉は/帚木09-03
原文 読み 意味 さて その文の言葉は と問ひたまへば いさや ことなることもなかりきや 山がつの垣ほ荒るとも折々にあはれはかけよ撫子の露思ひ出でしままにまかりたりしかば 例のうらもなきものから いと物思ひ顔にて 荒れたる家の露しげきを眺... -
02 帚木16章
もとよりさる心を交/帚木08-03
原文 読み 意味 もとよりさる心を交はせるにやありけむ この男いたくすずろきて 門近き廊の簀子だつものに尻かけて とばかり月を見る 菊いとおもしろく移ろひわたり 風に競へる紅葉の乱れなど あはれと げに見えたり 懐なりける笛取り出でて吹き... -
02 帚木16章
ひとへにうち頼みた/帚木07-08
原文 読み 意味 ひとへにうち頼みたらむ方は さばかりにてありぬべくなむ思ひたまへ出でらるる はかなきあだ事をもまことの大事をも 言ひあはせたるにかひなからず 龍田姫と言はむにもつきなからず 織女の手にも劣るまじく その方も具して うるさ...