2020-07-17★★☆:文の構造を捉え直す02 帚木,反復型

2020-07-17

(左馬頭)愛情深い夫を捨ておき、当面浮気など恨めしいことがあるにしても、夫の気持ちを知りもせぬように逃げ隠れて夫をまどわせ、本心を試してやろとしているうちに一、生の後悔を招くことになる、まことに愚かしいことです。

2020-07-16★★☆:文の構造を捉え直す02 帚木,分岐型

2020-07-16

(左馬頭)色気たっぷりと妙に恥じらって、恨みを言うべき事態にもひとごとみたいに我慢して外目には素知らぬふうに妻たる役割を演じるが、心ひとつに思いあまる時には、言いようもなく心に沁みる文句や情の濃い歌を詠みおき女のことを偲ばずにおかない ...

2020-07-16★★☆:文の構造を捉え直す02 帚木,分岐型,反復型

2020-07-16

(左馬頭)また一方で、実直一点張りに髪を耳に挟みがちにして美しく顔づくることもない主婦が、ひたすら無遠慮な世話焼きばかりをして、朝な夕な出仕の行き帰りにつけても、公私にわたる世人の様子よかれあしかれ耳目にとまった諸事情を、仲のよくない ...

2020-07-04★★☆:文の構造を捉え直す02 帚木

2020-07-04

(頭中将)こちらがよくても向こうがだめという具合に思いにまかせぬもので、不充分ながらそのままでこと足りる人が少ないのが原因であって、浮ついた気持ちで面白半分に、女の生態を数多く見比げようとの趣味からではないのだけれど、ひたすら生涯の伴 ...

2020-07-02★★☆:文の構造を捉え直す02 帚木

2020-07-02

(左馬頭)特に瑕ひとつない女性をえらぶには及びはしなかろうが、これはこれで捨てがたいものではないか、と言って式部を見やると、自分の姉妹たちがなかなか評判高いのを念頭にしてお言いかと受け取っているらしい、ものも言わない。