2021-01-10A:解釈を決定づける基幹語

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2021-01-10A:解釈を決定づける基幹語

「野分たつ」と「野分だつ」の二説がある。清音なら野分が吹いての意味。過去の助動詞が使われていないからといって、現在吹いている必要はない。夕暮になる前に吹けば、今朝でもよく数日前でもかまわない。現在形がおおう範囲は広い。これに対して、濁 ...

2021-01-10B:背景理解に役立つ基礎語

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2021-01-10B:背景理解に役立つ基礎語

あれこれと装いを凝らして。

やもめ住みなれど 人一人の御かしづきに とかくつくろひ立てて めやすきほどにて 過ぐしたまひつる 闇に暮れて臥し沈みたまへるほどに 草も高くなり 野分にいとど荒れたる心地して 月影ばかりぞ 八重 ...

2021-01-11D:古典一般に見られる語彙,たち・だち・たて・立

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2021-01-11D:古典一般に見られる語彙,たち・だち・たて・立

横紙破り、我の強いこと。

いとおし立ち かどかどしきところものしたまふ御方にて ことにもあらず思し消ちて もてなしたまふなるべし

とても押し出しが強く、とげとげしたやり方をなさるお方で、何ほどのことがあろうかと ...

2021-01-11B:背景理解に役立つ基礎語

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2021-01-11B:背景理解に役立つ基礎語

物語には書かれて来なかったが、現在、右大弁が祖母を亡くした光の君の実質的な後見役をしている。光の君が元服するにあたっても、帝へのお礼の品を右大弁が用意している。「弁も、いと才かしこき博士にて/01-122」とあるので、光の君の漢学の師 ...

2021-01-11D:古典一般に見られる語彙,たち・だち・たて・立

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2021-01-11D:古典一般に見られる語彙,たち・だち・たて・立

気乗りしない、決心がつかないうちに。

母后 あな恐ろしや 春宮の女御のいとさがなくて 桐壺の更衣のあらはにはかなくもてなされにし例もゆゆしうと思しつつみて すがすがしうも思し立たざりけるほどに 后も亡せたまひぬ