ただ…つみなくおぼしなして ただ…罪なく思しなして 思しなす おぼしなす つみなし 罪なく 01-176
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「思しなす」とはそうでないものを無理にそう思おうとすること。それを語り手が強調するために「ただ」が加わっている。罪があるのに ...
とおぼゆるをりから とおぼゆる折から とおぼゆるおりから と覚ゆる折から 02-118
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ついついそんな風に思われる時があるので。「おぼゆる」は自発。「から」は原因。
よろづのことに などかは
おもひしづめられぬ 思ひしづめられぬ おもいしづめられぬ 思いしづめられぬ 02-117
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気を静めることができない。
さるべき節会など 五月の節に急ぎ参る朝 何のあやめも思ひしづめられぬに えな
うたよむとおもへるひと 歌詠むと思へる人 うたよむとおもえるひと 歌詠むと思える人 02-117
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自ら歌詠みだと任ずる女。
歌詠むと思へる人の やがて歌にまつはれ をかしき古言をも初めより取り込みつつ
おもひとり 思ひとり おもひとる 思ひとる おもいとり 思いとり おもいとる 思いとる 02-115
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悟る、わきまえる。
ふすぶるにやと をこがましくも また よきふしなりとも思ひたまふるに このさかし人は