母后あな恐ろしや春 桐壺09章03
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原文 読み 意味
母后 あな恐ろしや 春宮の女御のいとさがなくて 桐壺の更衣のあらはにはかなくもてなされにし例もゆゆしうと思し ...
慰むやとさるべき人 桐壺09章02
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原文 読み 意味
慰むやとさるべき人びと参らせたまへど なずらひに思さるるだにいとかたき世かなと 疎ましうのみよろづに思しなり ...
今は誰れも誰れもえ 桐壺08章09
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原文 読み 意味
今は誰れも誰れもえ憎みたまはじ 母君なくてだにらうたうしたまへ とて弘徽殿などにも渡らせたまふ御供には やが ...
朝夕の言種に翼をな 桐壺07章14
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原文 読み 意味
朝夕の言種に 翼をならべ 枝を交はさむ と契らせたまひしに かなはざりける命のほどぞ 尽きせず恨めしき
かの贈り物御覧ぜさ 桐壺07章10
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原文 読み 意味
かの贈り物御覧ぜさす 亡き人の住処尋ね出でたりけむ しるしの釵ならましかば と思ほすもいとかひなし