かた・方– tax –
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いづかたによりはつともなく いづ方により果つともなく いずかたによりはつともなく いず方により果つともなく 02-118
理想の女性の結論がどこにも、誰の議論にも落ち着くことなく。 いづ方により果つともなく 果て果てはあやしきことどもになりて 明かしたまひつ どちらの方向に議論が行き着くというでもなく、とうとうしまいは猥談などになって夜を明かしてしまわれた。 -
かた 方 02-115
部屋、建物。 さて いと久しくまからざりしに もののたよりに立ち寄りてはべれば 常のうちとけゐたる方にははべらで 心やましき物越しにてなむ逢ひてはべる 「さて、すっかり足が遠のいていたのですが、あるよんどころない事情があって立ち寄りました... -
いづかたにつけても いづ方につけても 02-107
これらのエピソードがどの人の身に起こった仮定しても。 中将 例のうなづく 君すこしかた笑みて さることとは思すべかめり いづ方につけても 人悪ろくはしたなかりける身物語かな とて うち笑ひおはさうず 頭中将は例のごとくうなずく。光の君はす... -
たなばたのたちぬふかた 織女の裁ち縫ふ方 たなばたのたちぬうかた 織女の裁ち縫う方 02-102
「裁ち」は夫の行動を裁断する嫉妬心、「縫ふ」はきっぱりと別れず、離れていても男が泊まる準備をしたりして面倒をみることをかけている。そっちの方はやわらげての意味である。 中将 その織女の裁ち縫ふ方をのどめて 長き契りにぞあえまし げに その... -
そのかたも その方も 02-101
もの怨じまでも、即ち、嫉妬心も。嫉妬心はこの女の本性であり、これを抜きにした解釈は成り立たない。 ひとへにうち頼みたらむ方は さばかりにてありぬべくなむ思ひたまへ出でらるる はかなきあだ事をもまことの大事をも 言ひあはせたるにかひなからず...