かた・方– tax –
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うつろふかた 移ろふ方 うつろうかた 移ろう方 02-075
浮気性。「方」は方向性であって実際に浮気をしたとは言っていない。ここは、指を噛む女に対する左馬頭の言い訳が働いている。 また なのめに移ろふ方あらむ人を恨みて 気色ばみ背かむ はたをこがましかりなむ 心は移ろふ方ありとも 見そめし心ざしい... -
おくれたるかた 後れたる方 02-064
至らぬ点。 あまりのゆゑよし心ばせうち添へたらむをばよろこびに思ひ すこし後れたる方あらむをもあながちに求め加へじ うしろやすくのどけき所だに強くは うはべの情けはおのづからもてつけつべきわざをや (頭中将)そのほかの生まれや育ち気立ての... -
さるかたにて さる方にて 02-044
二通りの解釈がありえよう。「さる方」は「さある方」つまりそうある そう認められるの意である。現代語の「それなり」は価値を低くみるが、ここは「なかなか」「相当」などのプラス評価である。今ひとつは、その方面の女として見る場合にはの意味。上々... -
すぐれてきずなきかたえらび すぐれて瑕なき方の選び 02-044
正妻を選ぶ際にはの意味であろう。正妻選びには家柄 権勢などの他の要素が必要である。なお、「すぐれて」は一語の副詞で、特にの意味。 すぐれて疵なき方の選びにこそ及ばざらめ さる方にて捨てがたきものをは とて式部を見やれば わが妹どものよろし... -
かたがた 方々 方方 02-027
それぞれの方面で。 中の品になむ 人の心々おのがじしの立てたるおもむきも見えて 分かるべきことかたがた多かるべき (頭中将)中流の女にこそ、それぞれの個性に応じめいめいが目指す志向が見て取れて、目立つ特徴がそれぞれ多くあるに違いない。 02-0...