源氏物語 第一帖 十回 一八三フレーズ

2021-01-2301 桐壺01章~10章,,なり(断)

いづれの御時にか女御更衣あまたさぶらひたまひけるなかに 原文 読み 意味 桐壺第1章01/源氏物語

いづれの御時にか 女御更衣あまたさぶらひたまひけるなかに いとやむごとなき際にはあらぬが すぐれて時めきたまふ ありけり

いづれ/の/おほむ-とき/に/か にようご/かうい/あまた/さぶらひ/たまひ/ける/なか/に いと/やむごとなき/きは/に/は/あら/ぬ/が すぐれて/ときめき/たまふ あり/けり

いづれの御代とも申しかねますが、女御更衣があまた宮仕えなさっているなかに、取り立てて高貴ではないお方が、今を時めき帝の寵愛をひと際お集めになっておられました。

大構造(に…ありけり/三次)& 係り受け

/いづれの御時にか/ 〈女御更衣〉あまたさぶらひたまひけるなか いとやむごとなき際にはあらぬ〈[更衣]〉が すぐれて時めきたまふ ありけり

主〉述:一朱二緑三青四橙五紫六水 [ ]: 補 /: 挿入 :分岐

「いづれの御時にか」:挿入(「にか」の後ろの省略語を考えることになる)


「いとやむごとなき際にはあらぬがすぐれて時めきたまふ」(AがB連体形):「が」は主格。ただし通例「が」は同格とする(「同格ってなんだ」参照)


「すぐれて時めきたまふ」「ありけり」:主語・述語

2021-01-2301 桐壺01章~10章

01kiritsubo

2021-01-2301 桐壺01章~10章

入内当初より我こそ正妻だと気負っておいでの女御方は、目障りでならぬと、おとしめそねみになる。

2021-01-2301 桐壺01章~10章

01kiritsubo

2021-01-2301 桐壺01章~10章

同じ位やそれより下位の更衣たちは、まして気が休まらない。

2021-01-2301 桐壺01章~10章,分配型,,なり(断),,べし

01kiritsubo

2021-01-2301 桐壺01章~10章,分配型,,なり(断),,べし

朝夕の宮仕えにつけても、女房たちの心を掻き乱し、恨みをこうむることが度重なったせいだろうか、具合はひどくなるばかりで、後見のない心細さに打ちひしがれながら里へ帰りがちになる姿に、帝はますます癒しようもなく愛しさをつのらせ、周囲がもらす ...

2021-01-2301 桐壺01章~10章,分配型,なり(断),べし

01kiritsubo

2021-01-2301 桐壺01章~10章,分配型,なり(断),べし

上達部や殿上人なども対処に困り目をそむける一方で、まったく見も当てられないご寵愛ぶりですな。唐土でもこうしたことが原因となって、世も乱れ災厄を招くものですと、ようやく広く世間でも、道を外れた扱いに窮する悩みの種となり、果ては楊貴妃の名 ...