宮は大殿籠もりにけ 065

2020-09-07☆☆☆:特別な問題点はない01 桐壺,06 時間/時刻・昼夜・季節・時代

桐壺 原文 かな書き 現代語訳 第6章01

宮は大殿籠もりにけり

みや/は/おほとのごもり/に/けり

若宮はすでにお休みになっておいででした。

解釈の決め手

けり:ナレーションの進行

「けり」の使用から、これは地の文と考えるのが妥当。その時、若宮はすでにお休みになっておられ、その状態が継続していたことを語り手が説明する。今風にいえばナレーション。

語りの対象&構造型

対象:光源氏

宮は大殿籠もりにけり》A
若宮はすでにお休みになっておいででした。

直列型:A:A

 A<B:AはBに係る Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
 ※係り受けは主述関係を含む


〈直列型〉<:直進 :倒置 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
〈中断型〉φ:独立文 [ ]:挿入 :中止法


〈反復型〉~AX:Aの置換X A[,B]:Aの同格B 〈分配型〉A<B|*A<C ※直列型以外は複数登録、直列型は単独使用

情報の階層&係り受け

構文:は大殿籠もりにけり/一次

〈宮〉は大殿籠もりにけり

主〉述:一朱 二緑 三青 四橙 五紫 六水 [ ]: 補 /: 挿入 :分岐

附録

助詞の識別

大殿籠もり けり

助詞:格助 接助 係助 副助 終助 間助 助動詞

敬語の識別

宮は大殿籠もりに けり

尊敬語 謙譲語 丁寧語