この君の御童姿 い 141

2020-09-14☆☆☆:特別な問題点はない01 桐壺

桐壺 原文 かな書き 現代語訳 第10章01

この君の御童姿 いと変へまうく思せど 十二にて御元服したまふ

この/きみ/の/おほむ-わらはすがた いと/かへ-ま-うく/おぼせ/ど じふ-に/に/て/おほん-げんぷく/し/たまふ

この宮の童子のお姿を変えたくないと帝は強いお思いでおられたけれど、十二歳でご元服なされた。

桐壺 注釈 第10章01

童姿 01-141

元服前の髪型(角髪みずら)や童子用の脇のあいた闕腋の袍(けつえきのほう)を着る。

変へまうく 01-141

変えることを憂く思う。

元服 01-141

加冠、初冠、初元結の異称がある様に、初めて髻(もとどり)を結い、冠をつける。袍も脇の下を縫った縫腋の袍(ほうえきのほう)に変わる。

語りの対象&構造型

対象:光源氏

この君の御童姿  いと変へまうく思せど・ 十二にて御元服したまふ》A・B
この宮の童子のお姿を変えたくないと帝は強いお思いでおられたけれど、十二歳でご元服なされた。

直列型:A<B:A<B

 A<B:AはBに係る Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
 ※係り受けは主述関係を含む


〈直列型〉<:直進 :倒置 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
〈中断型〉φ:独立文 [ ]:挿入 :中止法


〈反復型〉~AX:Aの置換X A[,B]:Aの同格B 〈分配型〉A<B|*A<C ※直列型以外は複数登録、直列型は単独使用

情報の階層&係り受け

構文:ど…にて御元服したまふ/三次

〈[帝]〉この君の御童姿 いと変へまうく 思せ  〈[光源氏]〉十二にて御元服したまふ

主〉述:一朱 二緑 三青 四橙 五紫 六水 [ ]: 補 /: 挿入 :分岐

附録

助詞の識別

御童姿 いと変へまうく思せ 十二 御元服したまふ

助詞:格助 接助 係助 副助 終助 間助 助動詞

敬語の識別

この君の童姿 いと変へまうく思せど 十二に て元服したまふ

尊敬語 謙譲語 丁寧語