なかなか限りもなく 165
目次
なかなか限りもなくいかめしうなむ 原文 読み 意味 桐壺第10章25/源氏物語
なかなか限りもなく いかめしうなむ
なかなか/かぎり/も/なく いかめしう/なむ
公式行事でもないのにかえって際限なく盛大な模様でした。
大構造(限りもなくいかめしうなむ/一次)& 係り受け
〈[光源氏の元服式]〉なかなか限りもなく いかめしうなむ
〈主〉述:一朱二緑三青四橙五紫六水 [ ]: 補 /: 挿入 @・@・@・@:分岐
「なかなか限りもなくいかめしう」:語り手の感想
桐壺 注釈 第10章25
なかなか 01-165
どちらとも決められないそれがかえっての意味。公的なもでなく私的なものないのにかえって。
いかめしう 01-165
盛大に。
助詞の識別/助動詞の識別:
なかなか限りもなく いかめしうなむ
助詞:格助 接助 係助 副助 終助 間助 助動詞
敬語の識別:
なかなか限りもなく いかめしうなむ
尊敬語 謙譲語 丁寧語
附録:耳からの情報処理(語りの対象 & 構造型)
語りの対象:若宮の元服式の模様
《なかなか限りもなく いかめしうなむ》A
公式行事でもないのにかえって際限なく盛大な模様でした。
直列型:A:A
A<B:AはBに係る Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
※係り受けは主述関係を含む
〈直列型〉<:直進 #:倒置 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
〈中断型〉φ:独立文 [ ]:挿入 |:中止法
〈反復型〉~AX:Aの置換X A[,B]:Aの同格B 〈分配型〉A<B|*A<C ※直列型以外は複数登録、直列型は単独使用