目も見えはべらぬに 060

2020-09-0701 桐壺01章~10章☆☆☆:特別な問題点はない01 桐壺01章~10章

桐壺 原文 かな書き 現代語訳 第5章11

目も見えはべらぬに かくかしこき仰せ言を光にてなむとて 見たまふ

め/も/みエ/はべら/ぬ/に かく/かしこき/おほせごと/を/ひかり/にて/なむ/と/て み/たまふ

(子を思う悲しみで)目も見えませんが、このように恐れ多い仰せごとを光にしてと、手紙をお読みになる。

情報の階層&係り受け

対象:母君

目も見えはべらぬに・ かくかしこき仰せ言を光にて なむ・とて見たまふ》 A・B・C
(子を思う悲しみで)目も見えませんが、このように恐れ多い仰せごとを光にしてと、手紙をお読みになる。

直列型:A<B<C:A<B<C

 A<B:AはBに係る Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
 ※係り受けは主述関係を含む


〈直列型〉<:直進 :倒置 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
〈中断型〉φ:独立文 [ ]:挿入 :中止法


〈反復型〉~AX:Aの置換X A[,B]:Aの同格B 〈分配型〉A<B|*A<C ※直列型以外は複数登録、直列型は単独使用

語りの対象&構造型

構文:とて見たまふ/三次

〈[母君]〉 〈目〉も見えはべらぬ  かくかしこき仰せ言を光にてなむ とて 見たまふ

主〉述:一朱 二緑 三青 四橙 五紫 六水 [ ]: 補 /: 挿入 :分岐

附録

助詞の識別

見えはべら  かくかしこき仰せ言にて なむ  見たまふ

助詞:格助 接助 係助 副助 終助 間助 助動詞

敬語の識別

目も見えはべらぬ に かくかしこき仰せ言を光にてなむとて 見たまふ

尊敬語 謙譲語 丁寧語