今は 内裏にのみ  112

2020-09-10☆☆☆:特別な問題点はない01 桐壺

桐壺 原文 かな書き 現代語訳 第8章07

今は 内裏にのみ さぶらひたまふ

いま/は うち/に/のみ さぶらひ/たまふ

若宮は今では宮中だけでお過ごしになる。

解釈の決め手

今は内裏にのみ:それまでとの対比

宮中で暮らすようになっても、祖母の病気見舞いや亡くなった後は葬儀法事などで、一時的に里と朝廷を行き来したり、里で祖母の喪に服したりしたことがうかがえる。

語りの対象&構造型

対象:光源氏

今は 内裏にのみ さぶらひたまふ》A
若宮は今では宮中だけでお過ごしになる。

直列型:A:A

 A<B:AはBに係る Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
 ※係り受けは主述関係を含む


〈直列型〉<:直進 :倒置 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
〈中断型〉φ:独立文 [ ]:挿入 :中止法


〈反復型〉~AX:Aの置換X A[,B]:Aの同格B 〈分配型〉A<B|*A<C ※直列型以外は複数登録、直列型は単独使用

情報の階層&係り受け

構文:は…にのみさぶらひたまふ/一次

〈[御子]〉 内裏にのみ さぶらひたまふ

主〉述:一朱 二緑 三青 四橙 五紫 六水 [ ]: 補 /: 挿入 :分岐

附録

助詞の識別

 内裏 のみ さぶらひたまふ

助詞:格助 接助 係助 副助 終助 間助 助動詞

敬語の識別

今は 内裏に のみ さぶらひ たまふ

尊敬語 謙譲語 丁寧語