大人になりたまひて 174

2020-09-15☆☆☆:特別な問題点はない01 桐壺,なり(断)

桐壺 原文 かな書き 現代語訳 第10章34

大人になりたまひて 後は ありしやうに御簾の内にも入れたまはず

おとな/に/なり/たまひ/て のち/は ありし/やう/に/み-す/の/うち/に/も/いれ/たまは/ず

元服されてからは帝は昔日のように御簾の内にもお入れにならない。

桐壺 注釈 第10章34

大人になりたまひて 01-174

元服をすますことだが、葵の上を添ひ伏しとし、男性としても大人になっている。

語りの対象&構造型

対象:光源氏

大人になりたまひて・ 後は ありしやうに御簾の内にも入れたまはず》A・B
元服されてからは帝は昔日のように御簾の内にもお入れにならない。

直列型:A<B:A<B

 A<B:AはBに係る Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
 ※係り受けは主述関係を含む


〈直列型〉<:直進 :倒置 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
〈中断型〉φ:独立文 [ ]:挿入 :中止法


〈反復型〉~AX:Aの置換X A[,B]:Aの同格B 〈分配型〉A<B|*A<C ※直列型以外は複数登録、直列型は単独使用

情報の階層&係り受け

構文:は…にも入れたまはず/二次

〈[光源氏]〉大人になりたまひて 後は〈[帝]〉ありしやうに御簾の内にも入れたまはず

主〉述:一朱 二緑 三青 四橙 五紫 六水 [ ]: 補 /: 挿入 :分岐

附録:助詞・敬語の識別・助動詞

助動詞:なり(断) 

大人なりたまひ 後 ありしやう御簾 入れたまは

助詞:格助 接助 係助 副助 終助 間助 助動詞

敬語:たまふ 

大人になりたまひて 後は ありしやうに簾の内に も入れたまは

尊敬語 謙譲語 丁寧語