女皇女たち二ところ 116

2020-09-10☆☆☆:特別な問題点はない01 桐壺,べし

桐壺 原文 かな書き 現代語訳 第8章11

女皇女たち二ところ この御腹におはしませど なずらひたまふべきだにぞなかりける

をむな-みこ-たち/ふた-ところ この/おほむ-はら/に/おはしませ/ど なずらひ/たまふ/べき/だに/ぞ/なかり/ける

皇女をお二方お産みであったが、この宮の美しさに比肩すべくもございません。

桐壺 注釈 第8章11

この御腹に 01-116

弘徽殿の女御腹に。

だに 01-116

抜くことはおろか、並ぶことさえ。

語りの対象&構造型

対象:女皇女たち弘徽殿の女御

女皇女たち二ところ  この御腹に おはしませど・なずらひたまふべきだにぞなかりける》A・B
皇女をお二方お産みでしたが、この宮の美しさに比肩すべくもございません。

直列型:A<B:A<B

 A<B:AはBに係る Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
 ※係り受けは主述関係を含む


〈直列型〉<:直進 :倒置 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
〈中断型〉φ:独立文 [ ]:挿入 :中止法


〈反復型〉~AX:Aの置換X A[,B]:Aの同格B 〈分配型〉A<B|*A<C ※直列型以外は複数登録、直列型は単独使用

情報の階層&係り受け

構文:どなずらひたまふべきだにぞなかりける/二次

〈女皇女たち二ところ〉この御腹[=弘徽殿の女御]におはしませ  なずらひたまふべきだにぞなかりける

主〉述:一朱 二緑 三青 四橙 五紫 六水 [ ]: 補 /: 挿入 :分岐

「なかりける」は意味的には「なずらふ」の単なる否定語。従って、同色にした。

附録

助詞の識別

女皇女たち二ところ こ御腹おはしませ なずらひたまふべき だに なかりける

助詞:格助 接助 係助 副助 終助 間助 助動詞

敬語の識別

女皇女たち二ところ この腹におはしませど なずらひたまふべき だに ぞなかりける

尊敬語 謙譲語 丁寧語