御胸つとふたがりて 033

2020-09-04☆☆☆:特別な問題点はない01 桐壺,,る・らる

桐壺 原文 かな書き 現代語訳 第3章10

御胸つとふたがりて つゆまどろまれず 明かしかねさせたまふ

おほむ-むね/つと/ふたがり/て つゆ/まどろま/れ/ず あかし-かね/させ/たまふ

胸がどうかするとふさがっていっかな眠られず夜を明かしかねておられる。

解釈の決め手

明かしかね

寝れば心理的な時間は一瞬にして過ぎてしまうが、眠ることができず、時間が長く感じられるのである。そのため、いつもならいつの間にか明けている夜が、なかなか明かない。

桐壺 注釈 第3章10

つと 01-033

ひしと。固定して動かない状態。

つゆ…ず 01-033

少しもできない。

語りの対象&構造型

対象:

御胸つとふたがりて・つゆまどろまれず・明かしかねさせたまふ》A・B・C
胸がどうかするとふさがっていっかな眠られず夜を明かしかねておられる。

分岐型:A+B<C:A+B<C

 A<B:AはBに係る Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
 ※係り受けは主述関係を含む


〈直列型〉<:直進 :倒置 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
〈中断型〉φ:独立文 [ ]:挿入 :中止法


〈反復型〉~AX:Aの置換X A[,B]:Aの同格B 〈分配型〉A<B|*A<C ※直列型以外は複数登録、直列型は単独使用

情報の階層&係り受け

構文:てつゆまどろまれず明かしかねさせたまふ/一次

〈[帝]〉御胸つとふたがり つゆまどろまれず 明かしかねさせたまふ

主〉述:一朱 二緑 三青 四橙 五紫 六水 [ ]: 補 /: 挿入 :分岐

係り受け&主語述語

「御胸つとふたがりて」「つゆまどろまれず」:並列(「つゆまどろまれず」に係るでもよい)

附録

助詞の識別

御胸つとふたがり つゆまどろま  明かしかねさせたまふ

助詞:格助 接助 係助 副助 終助 間助 助動詞

敬語の識別

胸つとふたがりて つゆまどろまれず 明かしかねさせたまふ

尊敬語 謙譲語 丁寧語