御局は桐壺なり   015

2020-09-0301 桐壺01章~10章☆☆☆:特別な問題点はない01 桐壺01章~10章

桐壺 原文 かな書き 現代語訳 第2章09

御局は桐壺なり

み-つぼね/は/きりつぼ/なり

お部屋は桐壺です。

解釈の決め手

桐壺

庭に桐を植えたことからきたの名称で、東北の隅に位置した。帝が日常にお住まいの清涼殿は、後宮の中では西南に位置した。すなわち、清涼殿から桐壺は最も遠い局ということになる。それは、帝と局の行き帰りには、他の多くの夫人たちが住む局の前を通り過ぎる必要があることを意味した。弘徽殿の間もその前を過ぎなければ、帝の元には行けない。その行き来の間になされる女たちの辛い仕打ちにあって、桐壺は精神的に追い詰められてゆく。

語りの対象&構造型

対象:桐壺更衣

御局は桐壺なり》A
お部屋は桐壺です。

直列型:A:A

 A<B:AはBに係る Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
 ※係り受けは主述関係を含む


〈直列型〉<:直進 :倒置 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
〈中断型〉φ:独立文 [ ]:挿入 :中止法


〈反復型〉~AX:Aの置換X A[,B]:Aの同格B 〈分配型〉A<B|*A<C ※直列型以外は複数登録、直列型は単独使用

情報の階層&係り受け

構文:は桐壺なり/一次

〈御局〉は桐壺なり

主〉述:一朱 二緑 三青 四橙 五紫 六水 [ ]: 補 /: 挿入 :分岐

附録

助詞の識別

御局桐壺なり

助詞:格助 接助 係助 副助 終助 間助 助動詞

敬語の識別

局は桐壺なり

尊敬語 謙譲語 丁寧語