その日の御前の折櫃 163

2021-02-2401 桐壺01章~10章,す・さす

原文 読み 意味 桐壺第10章23@源氏物語

その日の御前の折櫃物籠物など 右大弁なむ承りて 仕うまつらせける

その/ひ/の/お-まへ/の/をりびつもの/こもの/など う-だいべん/なむ/うけたまはり/て つかうまつら/せ/ける

その日の源氏の君から帝へのお礼の品である折櫃物(おりびつもの)や籠物(こもの)などは右大弁が承って用意申し上げた。

文構造&係り受け 01-163

主述関係に見る文構造(なむ承りて仕うまつらせける:一次

その日の御前の折櫃物籠物など 〈右大弁〉なむ承りて 仕うまつらせける

色分:〈主語〉助詞・述語 [ ]:補充 //挿入 |:休止 @@@@@@@@:分岐

機能語に見る係り受け

その日の御前の折櫃物籠物など 右大弁なむ承りて 仕うまつらせける

助詞・助動詞の識別: けり

御前折櫃物籠物など 右大弁なむ承り 仕うまつらける

助詞:格助 接助 係助 副助 終助 間助 助動詞

敬語の区別: 承る 仕うまつる

その日の前の折櫃物籠物など 右大弁なむ承りて 仕うまつらせ ける

尊敬語 謙譲語 丁寧語

古語探訪;失われた意味を求めて
折櫃物 01-163

帝への献上品で肴類。

籠物 01-163

帝への献上品で果物を木につけたもの。

右大弁 01-163

麗の相人に光の君を連れて言ったのがこの右大弁。その時、「右大弁の子のやうに思はせて/01-120」とあった。左大臣が後見する以前には、この右大弁が光の君の親代わりになり後見をし、帝へのお礼も金を出して用意したのである。

耳でとらえる;立ち現れる〈モノ〉

語りの対象:帝への献上品右大弁

その日の御前の折櫃物籠物など 右大弁なむ承りて・仕うまつらせける》A・B
その日の源氏の君から帝へのお礼の品である折櫃物(おりびつもの)や籠物(こもの)などは右大弁が承って用意申し上げた。

直列型:A<B:A<B

 A<B:AはBに係る Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉  ※係り受けは主述関係を含む


〈直列型〉<:直進 :倒置
〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
〈中断型〉φ:独立文 [ ]:挿入 :中止法


〈反復型〉~AX:Aの置換X A[,B]:Aの同格B 〈分配型〉A<B|*A<C ※直列型以外は複数登録、直列型は単独使用

2021-02-2401 桐壺01章~10章,す・さす

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