居起ち思しいとなみ 142

2021-01-2301 桐壺01章~10章

居起ち思しいとなみて限りある事に事を添へさせたまふ 原文 読み 意味 桐壺第10章02/源氏物語

居起ち思しいとなみて 限りある事に事を添へさせたまふ

ゐ-たち/おぼし-いとなみ/て かぎり/ある/こと/に/こと/を/そへ/させ/たまふ

帝自らが率先してご指導され、取り決め以外にも祝ってお上げになった。

大構造(に…を添へさせたまふ/二次)& 係り受け

〈[帝]〉居起ち思しいとなみて 限りある事を添へさせたまふ

主〉述:一朱二緑三青四橙五紫六水 [ ]: 補 /: 挿入 :分岐

物語の深部を支える重要語句へのアプローチ

限りある事に事を添へ:特別感はあっても矩を超えるものではない

通例規則以上のことをすると注されているが、規則を超えてではなく、規則どおりの儀式に、規則にないがその身分内でできることを加えるの意味であろう。源氏である分を越えて、親王や東宮が行う儀式をしたら政変につながる。

桐壺 注釈 第10章02

居起ち思しいとなみ 01-142

起ったり座ったりと人のために世話を焼くこと。もちろん比喩。帝が官吏にまかせずみずから指揮をとった。指導した。

助詞の識別/助動詞の識別:

居起ち思しいとなみ 限りある事添へさせたまふ

助詞:格助 接助 係助 副助 終助 間助 助動詞

敬語の識別:

居起ち思しいとなみて 限りある事に事を添へさせたまふ

尊敬語 謙譲語 丁寧語

附録:耳からの情報処理(語りの対象 & 構造型)

語りの対象:

居起ち思しいとなみて・限りある事に事を添へさせたまふ》A・B
帝自らが率先してご指導され、取り決め以外にも祝ってお上げになった。

直列型:A<B:A<B

 A<B:AはBに係る Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
 ※係り受けは主述関係を含む


〈直列型〉<:直進 :倒置 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
〈中断型〉φ:独立文 [ ]:挿入 :中止法


〈反復型〉~AX:Aの置換X A[,B]:Aの同格B 〈分配型〉A<B|*A<C ※直列型以外は複数登録、直列型は単独使用

2021-01-2301 桐壺01章~10章

Posted by 管理者