居起ち思しいとなみ 142

2020-09-14☆☆☆:特別な問題点はない01 桐壺

桐壺 原文 かな書き 現代語訳 第10章02

居起ち思しいとなみて 限りある事に事を添へさせたまふ

ゐ-たち/おぼし-いとなみ/て かぎり/ある/こと/に/こと/を/そへ/させ/たまふ

帝自らが率先してご指導され、取り決め以外にも祝ってお上げになった。

解釈の決め手

限りある事に事を添へ:特別感はあっても矩を超えるものではない

通例規則以上のことをすると注されているが、規則を超えてではなく、規則どおりの儀式に、規則にないがその身分内でできることを加えるの意味であろう。源氏である分を越えて、親王や東宮が行う儀式をしたら政変につながる。

桐壺 注釈 第10章02

居起ち思しいとなみ 01-142

起ったり座ったりと人のために世話を焼くこと。もちろん比喩。帝が官吏にまかせずみずから指揮をとった。指導した。

語りの対象&構造型

対象:

居起ち思しいとなみて・限りある事に事を添へさせたまふ》A・B
帝自らが率先してご指導され、取り決め以外にも祝ってお上げになった。

直列型:A<B:A<B

 A<B:AはBに係る Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
 ※係り受けは主述関係を含む


〈直列型〉<:直進 :倒置 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
〈中断型〉φ:独立文 [ ]:挿入 :中止法


〈反復型〉~AX:Aの置換X A[,B]:Aの同格B 〈分配型〉A<B|*A<C ※直列型以外は複数登録、直列型は単独使用

情報の階層&係り受け

構文:に…を添へさせたまふ/二次

〈[帝]〉居起ち思しいとなみて 限りある事を添へさせたまふ

主〉述:一朱 二緑 三青 四橙 五紫 六水 [ ]: 補 /: 挿入 :分岐

附録

助詞の識別

居起ち思しいとなみ 限りある事添へさせたまふ

助詞:格助 接助 係助 副助 終助 間助 助動詞

敬語の識別

居起ち思しいとなみて 限りある事に事を添へさせたまふ

尊敬語 謙譲語 丁寧語