弁もいと才かしこき 122

2021-02-28

原文 読み 意味 桐壺08章17@源氏物語

弁もいと才かしこき博士にて 言ひ交はしたることどもなむ いと興ありける

べん/も/いと/ざえ/かしこき/はかせ/にて いひ-かはし/たる/こと-ども/なむ いと/きよう/あり/ける

右大弁も才学並外れた学者であって、相人と取り交わした数々の逸話は誠に興味深いものでした。

文構造&係り受け

主語述語と大構造 どもなむ…興ありける:二次

〈弁〉もいと才かしこき博士にて 言ひ交はしたる〈こと〉どもなむ いと興ありける

色分:〈主語〉助詞・述語 [ ]:補充 //挿入 |:休止 @@@@@@@@:分岐

機能語と係り受け

弁もいと才かしこき博士にて 言ひ交はしたることどもなむ いと興ありける

助詞・助動詞の識別:に たる ける
  • たる
  • ける

いと才かしこき博士 言ひ交はしたることどもなむ いと興ありける

助詞:格助 接助 係助 副助 終助 間助 助動詞

敬語の区別:φ

弁もいと才かしこき博士に て 言ひ交はしたることどもなむ いと興ありける

尊敬語 謙譲語 丁寧語

古語探訪;失われた意味を求めて
言ひ交はしたる 01-122

高麗人の相人を取り交わした漢詩文。

耳からの情報伝達;立ち現れる〈モノ〉

語りの対象:右大弁語り手の感想

弁もいと才かしこき博士にて》A
右大弁も才学並外れた学者であって、


言ひ交はしたることどもなむ いと興ありける》B
相人と取り交わした数々の逸話は誠に興味深いものでした。

直列型:A→B:A→B

 A→B:AはBに係る Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉 ※係り受けは主述関係を含む


〈直列型〉:修飾 :倒置
〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
〈中断型〉:中止法・独立文 //:挿入


〈反復型〉~AX:Aの言換えX ,AB:Aの同格B 〈分配型〉A→B*C ※直列型以外は複数登録、直列型は単独使用

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