命婦は まだ大殿籠 081

2020-09-07☆☆☆:特別な問題点はない01 桐壺,06 時間/時刻・昼夜・季節・時代,

桐壺 原文 かな書き 現代語訳 第7章01

命婦は まだ大殿籠もらせたまはざりけると あはれに見たてまつる

みやうぶ/は まだ/おほとのごもら/せ/たまは/ざり/ける/と あはれ/に/み/たてまつる

命婦は、帝がまだお休みになっておいででなかったのか、とおいたわしい思いで帝を拝する。

桐壺 注釈 第7章01

大殿籠もらせたまはざりける 01-081

「大殿籠もる」+「せたまふ/最高敬語」+「ず」+「けり」。夕方月が出た頃にでかけ、おそらく深夜にもどったが、帝はまだ休まれていなかった。

あはれ 01-081

深い共感、同情より生じる感情。

語りの対象&構造型

対象:命婦

命婦は・ まだ大殿籠もらせたまはざりける と・あはれに見たてまつる》A・B・C
命婦は、帝がまだお休みになっておいででなかったのか、とおいたわしい思いで帝を拝する。

分岐型:A<(B<)C:A<C、B<C

 A<B:AはBに係る Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
 ※係り受けは主述関係を含む


〈直列型〉<:直進 :倒置 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
〈中断型〉φ:独立文 [ ]:挿入 :中止法


〈反復型〉~AX:Aの置換X A[,B]:Aの同格B 〈分配型〉A<B|*A<C ※直列型以外は複数登録、直列型は単独使用

情報の階層&係り受け

構文:は…とあはれに見たてまつる/二次

〈命婦〉は @ 〈[帝]〉まだ大殿籠もらせたまはざりける @ あはれに見たてまつる

主〉述:一朱 二緑 三青 四橙 五紫 六水 [ ]: 補 /: 挿入 :分岐

附録

助詞の識別

命婦 まだ大殿籠もらたまはざり ける  あはれに見たてまつる

助詞:格助 接助 係助 副助 終助 間助 助動詞

敬語の識別

命婦は まだ大殿籠もら たまはざり ける と あはれに見たてまつる

尊敬語 謙譲語 丁寧語