2021-05-10

06suetsumuhana
原文 読み 意味

思へどもなほ飽かざりし夕顔の露に後れし心地を 年月経れど 思し忘れず ここもかしこも うちとけぬ限りの 気色 ...

2021-05-10

06suetsumuhana
原文 読み 意味

いかで ことことしきおぼえはなく いとらうたげならむ人の つつましきことなからむ 見つけてしがなと こりずま ...

2021-05-10

06suetsumuhana
原文 読み 意味

つれなう心強きは たとしへなう情けおくるるまめやかさなど あまりもののほど知らぬやうに さてしも過ぐしはてず ...

2021-05-10

06suetsumuhana
原文 読み 意味

かの空蝉を ものの折々には ねたう思し出づ 荻の葉も さりぬべき風のたよりある時は おどろかしたまふ折もある ...

2021-05-10

06suetsumuhana
原文 読み 意味

左衛門の乳母とて 大弐のさしつぎに思いたるが女 大輔の命婦とて 内裏にさぶらふ わかむどほりの兵部大輔なる女 ...