06 末摘花11章– category –
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06 末摘花11章
父の大輔の君は他に/末摘花02-07
原文 読み 意味 父の大輔の君は他にぞ住みける ここには時々ぞ通ひける 命婦は 継母のあたりは住みもつかず 姫君の御あたりをむつびて ここには来るなりけり 06011/難易度:☆☆☆ ちち/の/たいふのきみ/は/ほか/に/ぞ/すみ/ける ここ/に/は/ときど... -
06 末摘花11章
のたまひしもしるく/末摘花02-08
原文 読み 意味 のたまひしもしるく 十六夜の月をかしきほどにおはしたり 06012/難易度:☆☆☆ のたまひ/し/も/しるく いざよひのつき/をかしき/ほど/に/おはし/たり 仰せの甲斐あって、折しも十六夜の朧月の美しい時分に、君はお出でになった。 のたま... -
06 末摘花11章
いとかたはらいたき/末摘花02-09
原文 読み 意味 いと かたはらいたきわざかな ものの音澄むべき夜のさまにもはべらざめるに と聞こゆれど なほ あなたにわたりて ただ一声も もよほしきこえよ むなしくて帰らむが ねたかるべきを とのたまへば うちとけたる住み処に据ゑたて... -
06 末摘花11章
よき折かなと思ひて/末摘花02-10
原文 読み 意味 よき折かな と思ひて 御琴の音 いかにまさりはべらむと 思ひたまへらるる夜のけしきに 誘はれはべりてなむ 心あわたたしき出で入りに えうけたまはらぬこそ口惜しけれ と言へば 聞き知る人こそあなれ 百敷に行き交ふ人の聞くば... -
06 末摘花11章
ほのかに掻き鳴らし/末摘花02-11
原文 読み 意味 ほのかに掻き鳴らしたまふ をかしう聞こゆ 何ばかり深き手ならねど ものの音がらの筋ことなるものなれば 聞きにくくも思されず いといたう荒れわたりて寂しき所に さばかりの人の 古めかしう ところせく かしづき据ゑたりけむ名...