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04 夕顔15章
いとうたて乱り心地 夕顔07章10
原文 読み 意味 いとうたて 乱り心地の悪しうはべれば うつぶし臥してはべるや 御前にこそわりなく思さるらめ と言へば そよ などかうは とて かい探りたまふに 息もせず 引き動かしたまへど なよなよとして 我にもあらぬさまなれば いとい... -
04 夕顔15章
紙燭持て参れり右近 夕顔07章11
原文 読み 意味 紙燭持て参れり 右近も動くべきさまにもあらねば 近き御几帳を引き寄せて なほ持て参れ とのたまふ 例ならぬことにて 御前近くもえ参らぬ つつましさに 長押にもえ上らず なほ持て来や 所に従ひてこそ とて 召し寄せて見たま... -
04 夕顔15章
昔の物語などにこそ 夕顔07章12
原文 読み 意味 昔の物語などにこそ かかることは聞け と いとめづらかにむくつけけれど まづ この人いかになりぬるぞ と思ほす心騒ぎに 身の上も知られたまはず 添ひ臥して やや と おどろかしたまへど ただ冷えに冷え入りて 息は疾く絶え... -
04 夕顔15章
言はむかたなし頼も 夕顔07章13
原文 読み 意味 言はむかたなし 頼もしく いかにと言ひ触れたまふべき人もなし 法師などをこそは かかる方の頼もしきものには思すべけれど さこそ強がりたまへど 若き御心にて いふかひなくなりぬるを見たまふに やるかたなくて つと抱きて あ... -
04 夕顔15章
右近はただあなむつ 夕顔07章14
原文 読み 意味 右近は ただ あな むつかし と思ひける心地みな冷めて 泣き惑ふさま いといみじ 04090/難易度:☆☆☆ うこん/は ただ/あな むつかし/と/おもひ/ける/ここち/みな/さめ/て なき/まどふ/さま いと/いみじ 右近はただもうなんと嫌...