風の音虫の音につけ 桐壺07章15
原文 読み 意味
風の音虫の音につけて もののみ悲しう思さるるに 弘徽殿には久しく上の御局にも参う上りたまはず 月のおもしろき ...
いとすさまじうもの 桐壺07章16
原文 読み 意味
いとすさまじうものしと聞こし召す このごろの御気色を見たてまつる上人女房などは かたはらいたしと聞きけり
いとおし立ちかどか 桐壺07章17
原文 読み 意味
いとおし立ち かどかどしきところものしたまふ御方にて ことにもあらず思し消ちて もてなしたまふなるべし
月も入りぬ雲の上も 桐壺07章18
原文 読み 意味
月も入りぬ
雲の上も涙にくるる秋の月いかですむらむ浅茅生の宿
01098/難易度:☆☆ ...
思し召しやりつつ灯 桐壺07章19
原文 読み 意味
思し召しやりつつ 灯火をかかげ尽くして起きおはします
01099/難易度:☆☆☆
お ...