上達部上人などもあ 桐壺01章05
原文 読み 意味
上達部上人などもあいなく目を側めつつ いとまばゆき人の御おぼえなり 唐土にもかかる事の起こりにこそ世も乱れ悪 ...
父の大納言は亡くな 桐壺01章06
原文 読み 意味
父の大納言は亡くなりて 母北の方なむいにしへの人のよしあるにて 親うち具しさしあたりて世のおぼえはなやかなる ...
先の世にも御契りや 桐壺02章01
原文 読み 意味
先の世にも御契りや深かりけむ 世になく清らなる玉の男御子さへ生まれたまひぬ
01007/難易度: ...
いつしかと心もとな 桐壺02章02
原文 読み 意味
いつしかと心もとながらせたまひて 急ぎ参らせて御覧ずるに めづらかなる稚児の御容貌なり
0100 ...
一の皇子は右大臣の 桐壺02章03
原文 読み 意味
一の皇子は 右大臣の女御の御腹にて寄せ重く 疑ひなき儲の君と世にもてかしづききこゆれど この御にほひには並び ...