御返り御覧ずればい 桐壺07章05
原文 読み 意味
御返り御覧ずれば いともかしこきは置き所もはべらず かかる仰せ言につけても かきくらす乱り心地になむ
荒き風ふせぎし蔭 桐壺07章06
原文 読み 意味
(御返り御覧ずれば いともかしこきは置き所もはべらず かかる仰せ言につけても かきくらす乱り心地になむ)
いとかうしも見えじ 桐壺07章07
原文 読み 意味
いとかうしも見えじと思し静むれど さらにえ忍びあへさせたまはず 御覧じ初めし年月のことさへかき集め よろづに ...
故大納言の遺言あや 桐壺07章08
原文 読み 意味
故大納言の遺言あやまたず 宮仕への本意深くものしたりしよろこびは かひあるさまにとこそ思ひわたりつれ 言ふか ...
かくてもおのづから 桐壺07章09
原文 読み 意味
かくてもおのづから 若宮など生ひ出でたまはば さるべきついでもありなむ 命長くとこそ思ひ念ぜめなど のたまは ...