野分立ちてにはかに 桐壺05章01
原文 読み 意味
野分立ちてにはかに肌寒き夕暮のほど 常よりも思し出づること多くて 靫負命婦といふを遣はす
010 ...
夕月夜のをかしきほ 桐壺05章02
原文 読み 意味
夕月夜のをかしきほどに 出だし立てさせたまひて やがて眺めおはします
01051/難易度:☆☆☆ ...
かうやうの折は御遊 桐壺05章03
原文 読み 意味
かうやうの折は 御遊びなどせさせたまひしに 心ことなる物の音を掻き鳴らし はかなく聞こえ出づる言の葉も 人よ ...
命婦かしこに参で着 桐壺05章04
原文 読み 意味
命婦かしこに参で着きて 門引き入るるより けはひあはれなり
01053/難易度:☆☆☆
やもめ住みなれど人 桐壺05章05
原文 読み 意味
やもめ住みなれど 人一人の御かしづきに とかくつくろひ立てて めやすきほどにて 過ぐしたまひつる 闇に暮れて ...