目も見えはべらぬに 桐壺05章11
原文 読み 意味
目も見えはべらぬに かくかしこき仰せ言を光にてなむとて 見たまふ
01060/難易度:☆☆☆
め/も/みエ/はべら/ぬ/に かく/かしこき/おほせごと/を/ひかり/にて/なむ/と/て み/たまふ
(子を思う悲しみで)目も見えませんが、このように恐れ多い仰せごとを光にしてと、手紙をお読みになる。
文構造&係り受け
主語述語と大構造
- とて見たまふ 三次元構造
〈[母君]〉@〈目〉も見えはべらぬに かくかしこき仰せ言を光にてなむとて@見たまふ
助詞と係り受け
目も見えはべらぬに かくかしこき仰せ言を光にてなむとて 見たまふ
目も見えはべらぬに かくかしこき仰せ言を光にてなむとて 見たまふ
助詞:格助 接助 係助 副助 終助 間助 助動詞
助動詞の識別:ぬ
- ぬ:打消・ず・連体形
敬語の区別:はべり 仰せ言 たまふ
目も見えはべらぬ に かくかしこき仰せ言を光にてなむとて 見たまふ
尊敬語 謙譲語 丁寧語