七つになりたまへば 桐壺08章08
耳からの情報伝達;立ち現れる〈モノ〉
語りの対象:光源氏/帝
中断型:A→B|C→D:A→B、C→D
《七つになりたまへば・読書始めなどせさせたまひて》A・B
七歳におなりなので、読書初めなどをおさせになったところ、
《世に知らず聡う賢くおはすれば・あまり恐ろしきまで御覧ず》C・D
世に類なく聡明で並外れた知力をお持ちなので、帝はあまりなことに空恐ろしいとまで御覧になった。
- 〈直列型〉→:修飾 #:倒置
- 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
- 〈中断型〉//:挿入 |:文終止・中止法
- 〈反復型〉~AX:Aの言換えX ,AB:Aの同格B
- 〈分配型〉A→B*A→C
A→B:AはBに係る
Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
※係り受けは主述関係を含む
※直列型は、全型共通のため単独使用に限った