御後見だちて仕うま 桐壺08章15
耳からの情報伝達;立ち現れる〈モノ〉
語りの対象:右大弁/光源氏のこと/相人
直列型:A→B→C:A→B→C
《御後見だちて仕うまつる 右大弁の子のやうに思はせて・率てたてまつるに》A・B
後見役として宮にお仕えしていた右大弁の、実子になりすまして連れてゆきお見せしたところ、
《相人驚きて あまたたび傾きあやしぶ》C
相人は目をみはって幾度も首をかしげて怪しむのです。
- 〈直列型〉→:修飾 #:倒置
- 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
- 〈中断型〉//:挿入 |:文終止・中止法
- 〈反復型〉~AX:Aの言換えX ,AB:Aの同格B
- 〈分配型〉A→B*A→C
A→B:AはBに係る
Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
※係り受けは主述関係を含む
※直列型は、全型共通のため単独使用に限った