すべて近うさぶらふ 桐壺07章24
耳からの情報伝達;立ち現れる〈モノ〉
語りの対象:帝付きの女房たちや近臣/帝に対して
分岐型・反復型:A,AB→(C→)D:A=B、A→D、C→D
《すべて近うさぶらふ限りは・男女》A・B
誰もかれも近くでご奉仕している間は男も女も、
《いとわりなきわざかなと・言ひ合はせつつ嘆く》C・D
何をお考えなのかと顔を見合わせて嘆く。
- 〈直列型〉→:修飾 #:倒置
- 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
- 〈中断型〉//:挿入 |:文終止・中止法
- 〈反復型〉~AX:Aの言換えX ,AB:Aの同格B
- 〈分配型〉A→B*A→C
A→B:AはBに係る
Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
※係り受けは主述関係を含む
※直列型は、全型共通のため単独使用に限った