朝に起きさせたまふ 桐壺07章22

2021-04-18

耳からの情報伝達;立ち現れる〈モノ〉

語りの対象:

反復型:A~AB→C:A~AB→C

朝に起きさせたまふとても》A
翌朝せっかくお起きになっても、


明くるも知らでと思し出づるにも》B
夜の明けるのも知らず寝過ごしたものだと往事を回想なされ、それにつけても、


なほ朝政は怠らせたまひぬべかめり》C
政務はやはり怠っておしまいのご様子。

  • 〈直列型〉:修飾 :倒置 
  • 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
  • 〈中断型〉//:挿入 :文終止・中止法
  • 〈反復型〉~AX:Aの言換えX ,AB:Aの同格B
  • 〈分配型〉A→B*A→C

 A→B:AはBに係る
 Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
 ※係り受けは主述関係を含む
 ※直列型は、全型共通のため単独使用に限った

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