思し召しやりつつ灯 桐壺07章19

2021-04-18

原文 読み 意味

思し召しやりつつ 灯火をかかげ尽くして起きおはします

01099/難易度:☆☆☆

おぼしめし-やり/つつ ともしび/を/かかげ-つくし/て/おき/おはします

帝は若宮の里を思やりになりながら、灯火をともし尽くして起きておられる。

文構造&係り受け

主語述語と大構造

  • をかかげ尽くして起きおはします 二次元構造

〈[帝]〉思し召しやりつつ 灯火をかかげ尽くして起きおはします

助詞と係り受け

思し召しやりつつ 灯火をかかげ尽くして起きおはします

思し召しやりつつ 灯火かかげ尽くし起きおはします

助詞:格助 接助 係助 副助 終助 間助 助動詞

助動詞の識別:φ

敬語の区別:思し召す おはします

思し召しやりつつ 灯火をかかげ尽くして起きおはします

尊敬語 謙譲語 丁寧語

古語探訪

灯火をかかげ尽くして起きおはします 01099

長恨歌の詩句「孤灯挑尽未成眠(孤灯かかげ尽くして未だ眠りを成さず)」を受ける。

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