思し召しやりつつ灯 桐壺07章19
目次
原文 読み 意味
思し召しやりつつ 灯火をかかげ尽くして起きおはします
01099/難易度:☆☆☆
おぼしめし-やり/つつ ともしび/を/かかげ-つくし/て/おき/おはします
帝は若宮の里を思やりになりながら、灯火をともし尽くして起きておられる。
文構造&係り受け
主語述語と大構造
- をかかげ尽くして起きおはします 二次元構造
〈[帝]〉思し召しやりつつ 灯火をかかげ尽くして起きおはします
助詞と係り受け
思し召しやりつつ 灯火をかかげ尽くして起きおはします
思し召しやりつつ 灯火をかかげ尽くして起きおはします
助詞:格助 接助 係助 副助 終助 間助 助動詞
助動詞の識別:φ
敬語の区別:思し召す おはします
思し召しやりつつ 灯火をかかげ尽くして起きおはします
尊敬語 謙譲語 丁寧語
古語探訪
灯火をかかげ尽くして起きおはします 01099
長恨歌の詩句「孤灯挑尽未成眠(孤灯かかげ尽くして未だ眠りを成さず)」を受ける。