いとすさまじうもの 桐壺07章16
耳からの情報伝達;立ち現れる〈モノ〉
語りの対象:帝/上人・女房など
中断型:A|B:A、B
《いとすさまじうものしと聞こし召す》 A
ひどく神経に障り不快だと帝はお感じになる。
《このごろの御気色を見たてまつる上人女房などは かたはらいたしと聞きけり》B
近頃帝のご様子を拝し申し上げる殿上人や女房たちは、はらはらしながら楽器の音を耳にするのだった。
- 〈直列型〉→:修飾 #:倒置
- 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
- 〈中断型〉//:挿入 |:文終止・中止法
- 〈反復型〉~AX:Aの言換えX ,AB:Aの同格B
- 〈分配型〉A→B*A→C
A→B:AはBに係る
Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
※係り受けは主述関係を含む
※直列型は、全型共通のため単独使用に限った