朝夕の言種に翼をな 桐壺07章14
耳からの情報伝達;立ち現れる〈モノ〉
語りの対象:桐壺更衣/帝
分岐型:(A→)B→C:A→B→C
《朝夕の言種に 翼をならべ枝を交はさむと・契らせたまひしに》A・B
朝な夕な口癖のように、翼をならべ、枝を交し合おうと、比翼連理を約束されたが、
《かなはざりける命のほどぞ尽きせず恨めしき》C
かなわなかった命のほどが尽きせず恨めしい。
- 〈直列型〉→:修飾 #:倒置
- 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
- 〈中断型〉//:挿入 |:文終止・中止法
- 〈反復型〉~AX:Aの言換えX ,AB:Aの同格B
- 〈分配型〉A→B*A→C
A→B:AはBに係る
Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
※係り受けは主述関係を含む
※直列型は、全型共通のため単独使用に限った