鈴虫の声の限りを 桐壺06章12

2021-05-14

耳からの情報伝達;立ち現れる〈モノ〉

語りの対象:命婦

中断型:A→B|C:A→B、C

鈴虫の声の限りを尽くしても》A
松虫が羽を振り 声を限りに鳴くごとく


長き夜あかずふる涙かな》B
長い秋の夜を泣き通しても 流れつづける涙ですこと


えも乗りやらず》C
どうにも車に乗り込めません。

  • 〈直列型〉:修飾 :倒置 
  • 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
  • 〈中断型〉//:挿入 :文終止・中止法
  • 〈反復型〉~AX:Aの言換えX ,AB:Aの同格B
  • 〈分配型〉A→B*A→C

 A→B:AはBに係る
 Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
 ※係り受けは主述関係を含む
 ※直列型は、全型共通のため単独使用に限った

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