泣く泣く夜いたう更 桐壺06章10
耳からの情報伝達;立ち現れる〈モノ〉
語りの対象:命婦/時
分岐型:A→(B→)C:A→C、B→C
《泣く泣く 夜いたう更けぬれば・今宵過ぐさず御返り奏せむと・急ぎ参る》A・B・C
命婦は泣きながら、夜もひどく更けましたので、今夜のうちにご返事を奏上しませんとと、帰参を急ぐ。
- 〈直列型〉→:修飾 #:倒置
- 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
- 〈中断型〉//:挿入 |:文終止・中止法
- 〈反復型〉~AX:Aの言換えX ,AB:Aの同格B
- 〈分配型〉A→B*A→C
A→B:AはBに係る
Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
※係り受けは主述関係を含む
※直列型は、全型共通のため単独使用に限った