夕月夜のをかしきほ 桐壺05章02
耳からの情報伝達;立ち現れる〈モノ〉
語りの対象:帝
直列型:A→B:A→B
《夕月夜のをかしきほどに 出だし立てさせたまひて》A
夕月が夜空に美しく昇った頃に使者をお立てになり、
《やがて眺めおはします》 B
そのまま月をぼんやりと眺めておいでで。
- 〈直列型〉→:修飾 #:倒置
- 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
- 〈中断型〉//:挿入 |:文終止・中止法
- 〈反復型〉~AX:Aの言換えX ,AB:Aの同格B
- 〈分配型〉A→B*A→C
A→B:AはBに係る
Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
※係り受けは主述関係を含む
※直列型は、全型共通のため単独使用に限った