野分立ちてにはかに 桐壺05章01

2021-04-18

耳からの情報伝達;立ち現れる〈モノ〉

語りの対象:

直列型:A→B→C:A→B→C

野分立ちてにはかに肌寒き夕暮のほど》 A
野分が吹きにわかに肌寒さを感じる夕暮れ時、


常よりも思し出づること多くて・靫負命婦といふを遣はす》B・C
いつにもましてあのお方のことを思い出されることが多くて、帝は靫負命婦という女房をお遣わしになる。

  • 〈直列型〉:修飾 :倒置 
  • 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
  • 〈中断型〉//:挿入 :文終止・中止法
  • 〈反復型〉~AX:Aの言換えX ,AB:Aの同格B
  • 〈分配型〉A→B*A→C

 A→B:AはBに係る
 Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
 ※係り受けは主述関係を含む
 ※直列型は、全型共通のため単独使用に限った

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