内裏より御使あり三 桐壺04章05
耳からの情報伝達;立ち現れる〈モノ〉
語りの対象:御使/帝/勅使/桐壺更衣の母
中断型:A|B|C→D:A、B、C→D
《内裏より御使あり・三位の位贈りたまふよし》A・B
宮中から使者が来て、「三位のくらいを追贈なさる旨」を伝えた。
《勅使来て・その宣命読むなむ悲しきことなりける》C・D
勅使が来て、三位追贈の宣命を読み上げることこそ悲しいことであった。
- 〈直列型〉→:修飾 #:倒置
- 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
- 〈中断型〉//:挿入 |:文終止・中止法
- 〈反復型〉~AX:Aの言換えX ,AB:Aの同格B
- 〈分配型〉A→B*A→C
A→B:AはBに係る
Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
※係り受けは主述関係を含む
※直列型は、全型共通のため単独使用に限った