またある時にはえ避 桐壺02章12
耳からの情報伝達;立ち現れる〈モノ〉
語りの対象:女御(女御と更衣)
分岐型:A→B+C+D→E:A→B+C+D→E
《またある時には》A
またある時には、
《え避らぬ馬道の戸を鎖しこめ・こなたかなた心を合はせて・はしたなめわづらはせたまふ》B・C・D
御前へ上がる際避けては通れない馬道の戸を、両側から締め立て、あちらとこちらで示し合せて立ち往生させる
《時も多かり》E
ことも度々でした。
- 〈直列型〉→:修飾 #:倒置
- 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
- 〈中断型〉//:挿入 |:文終止・中止法
- 〈反復型〉~AX:Aの言換えX ,AB:Aの同格B
- 〈分配型〉A→B*A→C
A→B:AはBに係る
Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
※係り受けは主述関係を含む
※直列型は、全型共通のため単独使用に限った