またある時にはえ避 桐壺02章12

2021-04-18

耳からの情報伝達;立ち現れる〈モノ〉

語りの対象:女御(女御と更衣)

分岐型:A→B+C+D→E:A→B+C+D→E

またある時には》A
またある時には、


え避らぬ馬道の戸を鎖しこめ・こなたかなた心を合はせて・はしたなめわづらはせたまふ》B・C・D
御前へ上がる際避けては通れない馬道の戸を、両側から締め立て、あちらとこちらで示し合せて立ち往生させる


時も多かり》E
ことも度々でした。

  • 〈直列型〉:修飾 :倒置 
  • 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
  • 〈中断型〉//:挿入 :文終止・中止法
  • 〈反復型〉~AX:Aの言換えX ,AB:Aの同格B
  • 〈分配型〉A→B*A→C

 A→B:AはBに係る
 Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
 ※係り受けは主述関係を含む
 ※直列型は、全型共通のため単独使用に限った

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