あまたの御方がたを 桐壺02章10
耳からの情報伝達;立ち現れる〈モノ〉
語りの対象:他の女御・更衣/帝の使者/語り手の感想
分岐型:A→B→C→D→E:A→B→C→D→E
《あまたの御方がたを過ぎさせたまひて・ひまなき・御前渡りに》A・B・C
あまたのご夫人方の局を素通りされ、休むひまない帝のお通いに、
《人の御心を尽くしたまふも・げにことわりと見えたり》D・E
人の心をすり減らしになるのも、まことにもっともだと思えました。
- 〈直列型〉→:修飾 #:倒置
- 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
- 〈中断型〉//:挿入 |:文終止・中止法
- 〈反復型〉~AX:Aの言換えX ,AB:Aの同格B
- 〈分配型〉A→B*A→C
A→B:AはBに係る
Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
※係り受けは主述関係を含む
※直列型は、全型共通のため単独使用に限った