先の世にも御契りや 桐壺02章01
耳からの情報伝達;立ち現れる〈モノ〉
語りの対象:帝と桐壺更衣/光の君
中断型:/A→/B:A、B
《先の世にも御契りや深かりけむ》A
先の世でも帝とのご縁が深かったのであろうか、
《世になく清らなる玉の男御子さへ生まれたまひぬ》 B
この世にない気品のそなわった玉のような御子までお生まれになった。
- 〈直列型〉→:修飾 #:倒置
- 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
- 〈中断型〉//:挿入 |:文終止・中止法
- 〈反復型〉~AX:Aの言換えX ,AB:Aの同格B
- 〈分配型〉A→B*A→C
A→B:AはBに係る
Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
※係り受けは主述関係を含む
※直列型は、全型共通のため単独使用に限った