おはします殿の東の 桐壺10章05
耳からの情報伝達;立ち現れる〈モノ〉
語りの対象:帝/配置/光源氏/左大臣
分岐型・中断型:A|B+C→D:A、B+C→D
《おはします殿の東の廂 東向きに椅子立てて》A
帝のいらっしゃる清涼殿の東の廂の間に、東向きに玉座の椅子をしつらえ、
《冠者の御座・引入の大臣の御座・御前にあり》B・C・D
冠者の君のお席と引入れの大臣のお席を、帝の御前に配置する。
- 〈直列型〉→:修飾 #:倒置
- 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
- 〈中断型〉//:挿入 |:文終止・中止法
- 〈反復型〉~AX:Aの言換えX ,AB:Aの同格B
- 〈分配型〉A→B*A→C
A→B:AはBに係る
Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
※係り受けは主述関係を含む
※直列型は、全型共通のため単独使用に限った