所々の饗など内蔵寮 桐壺10章04
耳からの情報伝達;立ち現れる〈モノ〉
語りの対象:儀式を務める役人/帝
直列型:(A→B→)C→D:A→B→C→D
《所々の饗など 内蔵寮穀倉院など 公事に仕うまつれる・おろそかなることもぞと》A・B
臣下それぞれに饗す膳などは、内蔵寮(くらづかさ)や穀倉院などが役人仕事であたっては気持ちが籠もらぬと、
《とりわき仰せ言ありて・清らを尽くして仕うまつれり》C・D
特別に帝のご指図があって贅美を尽くした物に仕上がった。
- 〈直列型〉→:修飾 #:倒置
- 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
- 〈中断型〉//:挿入 |:文終止・中止法
- 〈反復型〉~AX:Aの言換えX ,AB:Aの同格B
- 〈分配型〉A→B*A→C
A→B:AはBに係る
Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
※係り受けは主述関係を含む
※直列型は、全型共通のため単独使用に限った