一年の春宮の御元服 桐壺10章03
耳からの情報伝達;立ち現れる〈モノ〉
語りの対象:春宮の元服の様子/帝
反復型:A,AB→C:A=B、A→C
《一年の春宮の御元服・南殿にてありし儀式・よそほしかりし御響きに落とさせたまはず》A・B・C
前年の東宮のご元服、それは南殿で行われた儀式で、盛大であったとご評判だがこれにも引けをお取らしにならない。
- 〈直列型〉→:修飾 #:倒置
- 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
- 〈中断型〉//:挿入 |:文終止・中止法
- 〈反復型〉~AX:Aの言換えX ,AB:Aの同格B
- 〈分配型〉A→B*A→C
A→B:AはBに係る
Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
※係り受けは主述関係を含む
※直列型は、全型共通のため単独使用に限った